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【更新内容】
2019年
09/06:国内バージョン「v70.00.351JP M」の変更内容追記
09/06:国内バージョン「v70.00.325JP M」を追記
08/31:国内向け「Apple CarPlay /  AndroidAutoレトロフィット」を追記
08/31:国内バージョン「v70.00.351JP M」を追記
07/24:MAZDA2がApple CarPlay /  AndroidAuto標準対応を追記≪目次番号:3-4≫
07/14:海外バージョン「v70.00.335 ADR」を追加
07/13:マツダコネクト車種別機能追加年表を更新≪目次番号:3-4≫
06/19:国内バージョン「v70.00.335 JP M」を追加
04/08:海外バージョン「v70.00.120 NA」を追加

2018年
12/29:マツダコネクトナビPLUS有償更新についてを修正≪目次番号:5-2≫
12/17:マツダコネクトナビPLUS有償更新についてを修正≪目次番号:5-2≫
12/07:マツダコネクトナビPLUS有償更新についてを追記≪目次番号:5-2≫

【ページ改修内容】
04/05:更新内容に「ページ改修欄を設置」、目次を折り畳み式に変更。
04/04:全体的にみやすく改良


【更新内容】では、記事等の新規追加のお知らせ。
【ページ改修】では、レイアウト修正などをお知らせ。
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次世代型コネクティビティシステム「MAZDA CONNECT(マツダコネクト)」
ここでは、マツダコネクトの歴史を振り返ってみたいと思います。


1.マツダコネクト概要

1-1 マツダコネクトとは?

マツダコネクト公式HP(外部リンク):http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/connect/

人とクルマ、そして外の世界と繋がる
「マツダ コネクト」
「マツダ コネクト」はソフトウェアをアップデートでき、つねに最新のサービスを利用できるコネクティビティシステム。Aha(TM) by HarmanによるFacebook、Twitterの読み上げや、世界12万局以上の中からお好みのジャンルの番組を選択できるインターネットラジオの聴取、ハンズフリー通話、ナビゲーションなどの機能を搭載しています。走行中でも、コマンダーコントロールや音声認識機能で安全に操作でき、停車中には7インチセンターディスプレイのタッチパネルで操作することもできます。
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MAZDA CONNECTを2013年6月26日世界5都市で同時発表(国内発売開始は11月21日)された新型アクセラに初搭載。スマートフォンなどの新しい通信技術の利便性や楽しさを、自動車に適した形で安全に提供する新世代カーコネクティビティシステムとして登場した。
日本、アメリカ、カナダ、メキシコでは「MAZDA CONNECT」という名称だが、その他の地域では「MZD CONNECT」になっています。

マツダ Mazda Connect 開発担当者インタビュー:
新型「アクセラ」から始まる、マツダのコックピット/コネクティビティ革新(外部リンク)
マツダ公式ブログ ZOOM-ZOOM BLOG:
開発担当者が語る「MAZDA CONNECT」の魅力!(外部リンク)
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ドライバーの目からディスプレイまでの距離は750mmある。750mm離れた位置で読みやすい文字の高さは5.3mm、行間は6.4mmだから、7行置くとディスプレイの高さは90mmになり、16:9のアスペクト比で考えるとディスプレイのサイズは7インチになる。「流行りだから7インチを採用したのではありません」と、開発責任者は強調した。
7インチセンターディスプレイの設置位置、そして、ディスプレイに表示される文字サイズや行間も人間工学を考慮して設計しています。

1-2 Mazda Connect 2020 コンセプト

2013年12月に公開されたマツダコネクトの2020年までを描いたコンセプト動画です。

1-3 アプリケーション開発環境

MazdaコネクトはOpencar(外部リンク)※と協業し、開発登録者にMazdaコネクトの開発環境をダウンロード提供。開発者はその開発環境を用いて、Mazdaコネクトのアプリケーション開発が行える。
しかし、結局は実装されずに凍結された。
※Opencarは米国INRIXに買収されました。(2016年3月)
→詳細は米国INRIX、OpenCarを買収...Google・Appleの自動運転車に挑む(pedia)(外部リンク)

Opencar connect紹介動画:


【CES2014マツダ、車載情報システム「マツダコネクト」の開発環境を展示】
マツダ、車載情報システム「マツダコネクト」の開発環境を展示(CarWatch)(外部リンク)
以下の画像が、試作品のアプリケーションです。
「鼓動クロノグラフ」
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up
※画像は全て開発時のものでコンセプトモデルです。
※使用不可。

1-4 開発会社・スペック

製作関係会社
 ハードウェア及びOS製作
 Johnson Controls(ジョンソンコントロールズ)
 のちにVisteon(ビステオン)が買収。
 ナビゲーションアプリ
 NNG (v33まで担当)
 日本市場のみv51以降からMicware(ミックウェア)が担当。
 ※NNGはハンガリー、Micwareは日本の会社です。
 また、海外仕様マツダコネクトは引き続きNNGが担当しています。
 地図データ
 NNGナビゲーションアプリ : インクリメントP
 Micwareナビゲーションアプリ : トヨタマップマスター

2013年マツダ技報
http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/gihou/2013/(外部リンク)

スペック
(2013マツダ技報より抜粋)
7インチ独立型WVGAディスプレイ搭載
(※CX-9と2018 Mazda6には、8インチ独立型ディスプレイを採用)
スペック

基本構造
(2013マツダ技報より抜粋)
mc構成
パケ

1-5 バージョン表記について

マツダコネクトのバージョン表記は、よくみかけるバージョン表記とは微妙に異なります。
例えば、通常システムの場合、「Ver.6.0.1」と表記し、以下の意味があります。
[6の部分]の数値が上がる場合・・・外観が大きく変わるなど、システムにより大規模な変更が行われるときは、これは「メジャーアップデート」と呼ばれます。
[0の部分]の数値が上がる場合・・・これもマイナーバージョンアップに含まれますが、[6の部分]が上がる場合と比べ大規模な機能変更/追加が行われます。
[1の部分]の数値が上がる場合・・・変更の規模は小さいものです。不具合(バグ)の修正が目的という場合が多く、システムの大幅な機能向上は伴いません。ですので「マイナーバージョンアップ」などと呼ばれることもあります。

マツダのコネクトは上記の例と似ていますが、意味合が若干異なっています。
例:「56.00.403 JP M」の場合 56  →メジャーアップデートの部分
00  →?
403→マイナーバージョンアップの部分(特に1の位がバグ修正などに使用)
JP   →対応国名
M →ミックウェア

1-6 コマンダーコントロールについて

マツダコネクトのナビやオーディオなど、センターディスプレイに表示される項目すべてを操作できる「コマンダーコントロール」。
センターにある丸い大きなダイヤルがロータリースイッチ。
左右の回転、上下左右のチルト操作で項目を選択し、コマンダーを押すことで決定を行います。そして、ロータリースイッチの周りに配置しているのが、よく使う項目に直接アクセスできるボタンです。新世代商品群の全車種に導入しています。
形状は3種類にあります。

☆「デミオ」「CX-3(2018改良以前)」「ロードスター」搭載型
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☆「アクセラ」「アテンザ(2018年改良以前)」「CX-3(2018改良型)」「CX-5」「CX-8」搭載型
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☆「アテンザ(2018年改良)」「CX-5(2018後期改良)」「CX-8(2018商品改良)」搭載型
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コマンダーコントロールについて
シンプルかつ機能的に。コマンダーコントロール開発秘話にせまります。 | 【MAZDA】マツダ公式ブログ Zoom-Zoom Blog(外部リンク)

2.New Mazda Connect

2-1 New MAZDA CONNECT とは?

2017年8月8日にマツダが技術開発の長期プラン「サステイナブル Zoom-Zoom 宣言2030」を発表しました。
その「サステイナブル Zoom-Zoom 宣言 2030」内に、次世代コミュニケーション技術として次世代型マツダコネクト《New MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)》が存在します。2018年に説明会を実施、2019年に正式デビューする予定です。
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2-2 New MAZDA CONNECT コンセプトモデル

第45回東京モーターショー2017で公開された、マツダ コンセプトモデル「VISION COUPE」及び「魁」コンセプトに『New MAZDA CONNECT』のコンセプトモデルらしきものが搭載されていました。
詳細記事→マツダ次世代コンセプトを発表!(主にマツダコネクトについて)
詳細記事→ついに「new MAZDA CONNECT」が2019年デビュー!

VISION COUPE

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現在、クルマのインテリアは大型ディスプレイ群に占領されている。
多くの情報を提供しないといけない反面、そのスクリーン群はある意味壁といえる。意図した抜けの良い空間を実現するために、必要な時だけにディスプレイとして機能するシースルーのスクリーンを開発、このモデルに使用した。
マツダデザインフォーラム2017(常務執行役員 前田育男氏)より一部引用
また、「人とクルマを、本当に馬と騎手のような関係にしたい」と考えて、乗る人とクルマの空間との適正な距離にこだわりました。さらに、馬の背をなでるようにセンターコンソールに触れるとディスプレイに情報が表示されるなど、直感的なクルマとの結びつきを感じさせるユニークな操作手法も採用して、マツダの目指す「人馬一体」を表現しています。
第45回東京モーターショー2017 広報資料より一部引用

魁 CONCEPT


Kai1

キャプチャ2
キャプチャ34
インストルメントパネルとドアトリム、センターコンソールなどの立体同士を直接当てず、交差させていくことで、空間に前後へのスピード感を感じさせる軸を持たせました。同時に、すべてのデザインをドライバー中心として完全に左右対称とし、3眼メーターやベンチレーションルーバーをドライバーと正対するようにレイアウトしています。
ドライバーは常にクルマの進行方向に軸を感じながら、クルマと対話しているかのような一体感に包まれます。そのうえで、ドアトリムやコンソール部分に鮮やかな赤をさりげなくあしらうなど、軽快な走りの楽しさを予感させるハッチバックらしいアクティブさを表現しました。
第45回東京モーターショー2017広報資料より一部引用

2-3 電動化とコネクティビティの技術戦略

2018年10月2日、マツダは「電動化とコネクティビティの技術戦略」についての発表会を開催し、次世代EVとコネクティビティについての今後の展開を公開しました。
【マツダコネクト】次世代マツコネはトヨタと共同開発。開発期間に約3年? :K-BLOG
トヨタとのアライアンスを最大限最大限活用し、マツダ独自の「走る歓び、つながる歓び」を実感できるシステムを開発中。

2-4 ALL NEW MAZDA3搭載のマツダコネクト

2018年11月28日に世界初公開された「MAZDA3」に新しいマツダコネクトが搭載されました。8.8インチの横長ディスプレイを採用。
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コマンダーコントロールもデザインを一新しました。
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これにより操作性を大幅に向上。
操作の道筋をシンプルにして直感的に操作を行えるようになりました。
他にも新機能などを備え、全てが新しくなりました。
詳細はこちら
【マツダコネクト】新世代MAZDA CONNECTは8.8インチディスプレイ搭載: K-BLOG
情報をまとめたもの
『NEW MAZDA CONNECT』の情報まとめ : K-BLOG

3.マツダコネクト年表と追加機能について

3-1 国内マツダコネクト年表

ー2013年ー
25.00.400    ←2013新型アクセラに搭載
26.00.000(仮)
ー2014年ー
27.00.000
28.00.100
29.00.300
30.00.300
31.00.100
32.00.000
33.00.300
33.00.500
33.00.700       ←2014新型デミオにも搭載
ー2015年ー
51.00.300 ←2015マイナーチェンジアテンザ、CX-5バージョン
51.00.400
51.00.500
51.00.501
55.00.650JP M ←[05/21公式発表](サービスキャンペーン)
56.00.220JP M ←[08月頃公式発表?]
ー2016年ー
56.00.401JP M ←[02/13に公式発表]
56.00.402JP M
56.00.403JP M  
56.00.404JP M
56.00.521JP M       ←フィアットコネクト7.0専用バージョン(おまけで紹介)
56.00.530JP M       ←フィアットコネクト7.0専用バージョン(おまけで紹介)
59.00.326JP M       ←2016改良アクセラ試乗車に搭載。改良型マツコネ登場。
59.00.330JP M  ←2016改良アクセラから搭載。
59.00.331JP M  ←2016年改良アテンザから搭載
59.00.332JP M    
59.00.341JP M
59.00.443JP M  ←新型CX-5プロトタイプ(8月生産)に搭載。(ロビー 様情報)
ー2017年ー
59.00.445JP M ←[01/06に公式発表]
59.00.448JP M
59.00.502JP M ←[06/19公式発表]
59.00.504JP M
59.00.518JP M ←CX-8プロトタイプに搭載
59.00.520JP M
59.00.521JP M ←CX-8プロトタイプ搭載(Twitter uehiro 様情報)
59.00.522JP M
59.00.531JP M
59.00.532JP M ←(Twitter ろあの~く。様情報)、2018改良アテンザ搭載(展示車)
ー2018年ー
59.00.540JP M [2018/01/25公式発表]、2018改良CX-3搭載(試乗車)
59.00.543JP M
59.00.545JP M ←(tiwtter カズさん 様情報)
70.00.110JP M
ー2019年ー
New Mazda Connect※ が正式デビュー(MAZDA3、CX-30のみ)
70.00.325JP M
70.00.335JP M ←[2019/06/13正式発表]
70.00.351JP M ←[2019/09/05正式発表]

3-2 車種別最新バージョン一覧

2019/09/05 現在
▼ロードスター・ロードスターRF
 ver.70.00.351JP M
▼CX-8
 ver.70.00.351JP M
▼CX-5
 ver.70.00.351JP M
▼MAZDA6(アテンザ)
 ver.70.00.351JP M
▼アクセラ
 ver.70.00.351JP M
▼CX-3
 ver.70.00.351JP M
▼MAZDA2(デミオ)
 ver.70.00.351JP M
(おまけ)
▼フィアットアバルト124スパイダー
 ver.56.00.530JP M

v56→v59へのソフトウェアアップデートが全車種へ適用(2017.01.06)
長らく2016年改良型の新車のみだったバージョンv59.00.XXXが旧型車に対応。
念願の「ラジオ局名表示」が実装されました。
その他の改良点はこちら→マツダコネクト公式サポートページ(外部リンク)
※59.00.445, 59.00.448には、SCBSのエラー誤表示バグがあるので注意。
 マツダコネクトのウォーニング画面に実際は発生していないエラーが誤表示する模様。
 実際はSCBS等の安全装備は正常に作動しています。
 v59.00.502で、修正された模様。

v70へのソフトウェアアップデートが全車種へ適用(2018.11.23)
v70以降からApple CarPlay / AndroidAutoに対応しています。
ソフトウェアをv70に更新したのち、追加キットを取り付けることで既存車でもApple CarPlay / AndroidAutoを使用することが可能になりました。
≪2018/11/29追記≫
正式発表されました。
【マツダコネクト】「v70.00.110 JP M」が正式発表 : K-BLOG

3-3 CMUの保証期間について

マツダコネクトのCMUの交換及びバージョンアップは、一般保証部品(3年又は6万キロ)になります。保証期間が過ぎると有償なるので注意。
但し、2015年5月21日のサービスキャンペーン対象車の場合は、サービスキャンペーンを行った日からになります。(実施日から3年、実施日から6万キロ)
詳細記事→【マツダコネクト】CMU更新は無償か有償?どうなるの?

3-4 マツダコネクト車種別機能追加年表

009
(表は試作です。完成版作成中…)
現在、マツダコネクトは以下の種類が存在する。

ワイドFM、自車位置演算ユニット(※1)、8インチ新型ディスプレイ(2018 Mazda6から採用)
ワイドFM、自車位置演算ユニット、新ディスプレイ(※2)
ワイドFM、自車位置演算ユニット
・ワイドFM対応
・旧型マツコネ(ワイドFM非対応)

(※1)下記項の「GPS改良型(自車位置演算ユニット)について」参照。
(※2)オプティカルボンディングタイプのディスプレイのことを指す。

3-5 旧型と新型の互換性について

  • 互換性はなし、交換は基本的に不可。
  • 旧型マツコネでワイドFMを使用するには、ハードウェアを交換しなければ使用不可。(2017.09.06現在)
  • 旧型マツコネのハードウェア交換は、現時点では不可能。
  • 改良型TAUはコネクタが物理的に合わず交換不可。
≪2018/11/22追記≫
旧型マツダコネクトに対して「自車位置演算ユニット」や「ワイドFM」などを追加できるサービスを検討中の模様。
詳細はこちら
→【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAutoでの自車位置判定は車側?携帯側?≪追記≫レトロフィットについて : K-BLOG

3-6 2016年商品改良車搭載の「外装変更(黒フチ)」について

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(写真は、2017年改良ロードスターのセンターディスプレイ)
形状は旧型と同じですが、外フチ部分が銀メッキ→黒色に変更されています。
ディプレイ自体の性能は、従来型と同じだと思われます。
また、ワイドFMに初対応。
このタイプは、デミオ、CX-3、ロードスターに搭載。
アクセラ、アテンザ、CX-5、CX-8は外装が異なる形のセンターディスプレイを搭載。
ディスプレイの種類について詳細はこちら
【マツダコネクト】センターディスプレイは車種ごとに違う? : K-BLOG
【マツダコネクト】旧型アクセラに改良型アクセラのセンターディスプレイを取り付ける : K-BLOG

ワイドFMに対応
2018年8月現在、以下の機種が視聴可能です。
※以下の機種以外のナビ、オーディオ全て(旧モデル含む)、90.0MHz以上のFM周波数帯に対応していません。(FM 90.0MHz以上に設定できません)

【マツダコネクト】 ※1
 ・アクセラ 2016年7月ビッグチェンジ~
 ・アテンザ 2016年8月商品変更~
 ・デミオ 2016年10月商品変更~
 ・CX-3 2016年10月商品変更~
 ・CX-5 2016年12月フルモデルチェンジ~
 ・ロードスター 2017年11月商品変更~
 ・CX-8 2017年12月発売~
上記の通り、2016年改良車以降からワイドFMに対応しています。
それ以外の車種は全て非対応となっています。
また、マツダは非対応車に対して追加対応を計画しています。
詳細はこちら
【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAutoでの自車位置判定は車側?携帯側?≪追記≫レトロフィットについて : K-BLOG

3-7 2017年以降の「新型ディスプレイ」について

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(2017.02.06 ディーラーの展示車(CX-5)にて撮影)
2017年に登場したKF型CX-5には、光の乱反射を抑えて表示する【オプティカルボンディングタイプ】のディスプレイをマツダ車として初採用。ふちが黒色で、フロントガラスへの映り込みを防止。全体的に横長になっているようにみえますが、従来と同じ7インチになっています。
また、解像度も変わっておりません。

【オプティカルボンディングタイプとは?】
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画像引用:EIZOのオプティカルボンディング技術 | EIZO株式会社※(外部リンク)
※オプティカルボンディングの説明に利用しているだけで、EIZOのディスプレイを採用しているということではありません。

オプティカルボンディングタイプのディスプレイ搭載車は、「KF型CX-5、CX-8、2018改良アテンザ」の3車種です。
詳細はこちら
【マツダコネクト】センターディスプレイは車種ごとに違う?

旧型ディスプレイとの比較画像を作成しました。比較
旧型:デミオ、CX-3、2016改良以前のアクセラ
改良型:2016改良アクセラ、GJ型中後期アテンザ、KE型CX-5
改良型(CX-5):KF型CX-5、CX-8、2018改良アテンザ


写真ではわかりにくが、目視だとその差は歴然です。
CX-5のディスプレイは、非常に綺麗で鮮明。
このディスプレイを見た後に、旧型や改良型のディスプレイ見るとアナログ接続のような粗さが目立つ。

3-8 「8インチディスプレイ」について

2017/11/30に開催されたLAモーターショウで発表されたMazda6(日本名:アテンザ)に8.0インチのディスプレイが搭載されました。(8.0インチディスプレイは、一部地域で発売されている海外専売車「CX-9」で初搭載されました。)
その後、2018年05月24日に日本国内で「マツダ アテンザ」の大幅改良が発表され、国内初となるマツダコネクトセンターディスプレイの「8インチ」が登場しました。
【MAZDA】「マツダ アテンザ」を大幅改良|ニュースリリース(外部リンク)
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※画像は北米モデル
北米の詳細はこちら→2018 Mazda6 Wagonが正式発表
起動時の動画はこちら→2018 Mazda6 マツダコネクトが起動する瞬間を撮影した動画を発見

3-9 GPS改良型(自車位置演算ユニット)について

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2017年に発売されたCX-8で初めてナビゲーション機能用に自車位置演算ユニットが導入されました。
従来のGPSに加えて準天頂衛星システム「みちびき」、ロシアの衛星測位システム「グロナス」に対応。さらにSBASからのデータ活用と合わせて、自車の現在位置をより高精度に地図画面に表示します。
みちびきは2018年11月1日より正式運用が開始されました。
詳細はこちら
準天頂衛星システム「みちびき」が正式運用開始 : K-BLOG

☆現在(2018/06/07)で搭載されている車種
・CX-8
 詳細記事→【マツダコネクト】CX-8ではGPS機能が改善されました。
・CX-5
 詳細記事→2018改良CX-5にマツダコネクトGPS改良型が搭載されました。
・CX-3
 詳細記事→2018改良CX-3のマツダコネクトにGPS改良型が搭載されました。
・デミオ
 詳細記事→【マツダコネクト】マツダ デミオにGPS改良型を搭載
・アテンザ
 詳細記事→【マツダコネクト】2018改良アテンザにGPS改良型を搭載
・ロードスター
 詳細記事→【マツダコネクト】2018改良ロードスターにGPS改良型が搭載されました。

マツダは非対応車に対して、追加対応を計画しています。
詳細はこちら
【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAutoでの自車位置判定は車側?携帯側?≪追記≫レトロフィットについて : K-BLOG

3-10 2017CX-5及び2017CX-8のマツダコネクト動画

CX-5のマツダコネクト(v59.00.445)動作を撮影してみました。

CX-8(v59.00.531)も動作を撮影してみました。


☆おまけ
従来のバージョン(v56)と異なる部分がありました。
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2016年改良型より、ウォーニングとメンテナンスは「車両ステータス」に統合されています。
※コメント欄ベムさん情報より、v59.00.32X系から変更されている模様。(2017.2.23追記)

3-11 マツダコネクト搭載型初のリアモニターが登場

2017KF型CX-5から、ショップオプションに「リアモニターは10.1型ワイドSVGAモニター(アルパイン製)」が追加されました。
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3-12 Apple CarPlay/AndroidAutoの対応について

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ニューヨーク国際オートショー2018で、マツダコネクトにApple CarPlay / AndroidAutoが追加されると正式発表されました。初めは北米マツダの2018 Mazda6から搭載され、次に他車種に追加キットで対応される予定です。
USB-HUBユニットを新設計し、Apple CarPlay / AndroidAutoに対応。
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それに伴い、急速充電(2.1A)に対応。
USBソケット1のみApple CarPlay / AndroidAutoに対応しており、phoneが印字されているのが目印。CMUはソフトウェアの更新で対応したが、メモリーやCPU処理速度の向上を図り、Apple CarPlay / AndroidAutoを追加しても従来通りの動作が可能となった。
詳細はこちら
【マツダコネクト】マツダ技報で読み解く新機能 : K-BLOG

自車位置判定については、以下の通りです。
  • 自車位置演算ユニット搭載車→車側で判定。
  • 自車位置演算ユニット非搭載車→スマートフォン側で判定。
詳細はこちら
【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAutoでの自車位置判定は車側?携帯側?≪追記≫レトロフィットについて : K-BLOG

その他の情報まとめ
【マツダコネクト】Apple CarPlay/AndroidAutoの情報まとめ PART1
【マツダコネクト】Apple CarPlay/AndroidAutoの情報まとめ PART2
【マツダコネクト】Apple CarPlay/AndroidAutoの情報まとめ PART3
【マツダコネクト】Apple CarPlay/AndroidAutoの情報まとめ PART4
【マツダコネクト】海外 Apple CarPlay / AndroidAuto 追加キットの総まとめ 

追加キットのユーザーズマニュアルをざっくりと翻訳してみました。
【マツダコネクト】Apple CarPlayのユーザマニュアル(ドイツ版)を翻訳してみた。
【マツダコネクト】AndroidAuto のユーザマニュアル(ドイツ版)を翻訳してみた。

欧州でApple CarPlay / AndroidAuto対応に関して正式に発表されました。
詳細記事→【マツダコネクト】2018年08月06日にEUでもApple CarPlay / AndroidAuto対応のお知らせ
ドイツマツダの実車で操作しています。
【マツダコネクト】ついに実物のApple CarPlay / AndroidAuto搭載車が登場。
価格についてはこちら
【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAuto追加キットの料金がついに判明。

★2019年8月より、国内で「レトロフィットキット」が発売開始
【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAuto機能などの「後付け商品」は8月から発売開始 : K-BLOG
【マツダコネクト】レトロフィットキットに関することについて : K-BLOG

3-13 TV画面の表示内容の一部変更について

2018年8月30日付で、以下の変更を発表しました。

TV
詳細はこちら
TV画面の表示内容の一部変更について。一部車種にTVチューナーの無償交換も可能

4.バージョンアップ内容詳細(日本のみ)

※リンクが張ってあるものは、マツダが公式に発表しているQ&Aです。

v25.00.400
 ・おそらく初期バージョン
v26
 ・不明
v27.00.000
 ・ナビの自車位置を修正(矢印の先端)
 ・動作安定を修正
 ・一部のメニューのグレーアウト修正
v28.00.100
 ・ラジオ画面でのグラフィックとデザインの改善。
 ・ヘッドアップディスプレイの設定バグ修正
 ・CD/DVD付き車でディスプレイが砂嵐になる件の修正
 ・ナビのルート案内時のルート線の色を変更(赤→黄)
 ・動作安定の修正及びパフォーマンス向上
v29.00.300
 ・動作安定の修正
 ・MUTEコントロールボタンが正常に作動するように修正。 
 ・オーディオ系の大幅修正。(Bluetooth等)
 ・iPhone 4とのペアリングでのナビゲーションルートガイダンスの改善とバグ修正。
 ・名前に特殊文字(例:$#、#など)を含む連絡先の音声認識を追加( "#MOM"や "$ AM"など)
 ・ナビゲーションの案内中に、ミュージックボリュームバーが表示されなくなりました。
 ・ナビの矢印を縮小。
 ・ナビの道路の色変更。(高速:黄→青、幹線道路:オレンジ→ピンク)
 ・ナビの幹線道路などの道幅が広く表示。
 ・ナビの地図表示、検索機能等の修正
v30.00.300
・動作安定の修正(ブラックアウトなど)
・設定、お気に入り、ペアデバイスおよび履歴のシステムメモリが保持するよう修正。
・駐車中時でもTVが見られないバグの修正。
・ナビの案内表示修正(ルート案内時の曲がる方向とアナウンスが異なる)
・Use beacon という謎の項目を「渋滞考慮検索」に変更。
・キーボード検索のバグ修正。
・ナビルートを複数表示する際に、すべてのルートが黄色くなるバグ修正。
・高速道路下の一般道走行時のルート案内のバグ修正。
・ナビ画面のグレーの■が表示されるバグ修正。
・3D 表示の時に陸地が水色になってしまうバグ修正。
・ETCゲート表示の後、進行方向の表示などが遅れるバグ修正。
・ETCゲート通過の際、アラームブザーが鳴るバグ修正。
v31.00.100
・オーディオ接続関係の修正(iPod、USB-2ポート接続時の認識精度)
・ナビ案内中またはナビガイダンス設定中に音量をゼロにすると、ナビゲーションガイダンスンプトを完全にミュートするように修正。
・TV、DVD、バックカメラの画質のソフト制御での向上。
・動作安定の修正(ブラックアウトの修正など)
・ナビSDカードの内部データの不具合の修正。(内部データの完全書き換え)
・ナビの縮尺表示の修正(25,50,100,500,1Km,10Km,50Km,100Km,200Km)
・高速道と重複する一般道の自車位置の認識精度の向上。
・住所検索時に違う場所が表示されるのを修正。
・走行レーンの表示。
・次の曲がり角方向に加え、次の次の曲がり角の方向を2段階で表示。
v32.00.000
・動作安定の修正(ナビの起動ループが起きるバグ等)
・ipodのジャケット画像の表示バグ修正。
・オーディオのフォルダリピートにリピートしない項目を追加。
・USBメモリ等の認識精度向上。
・ナビの音声案内がずれるのを修正。
・地図表示バグ修正(四角や三角に欠損する)
・「リルートします」を削除。
・案内音声の発音を若干調節。
・検索で番地の詳細が入力できないのを修正。
・自動ズームの低中高の設定が反映されない不具合の修正。
・i -stopの表示が止まってしまう不具合(24h59mで停止)の修正。
・テストモードの項目の削除。
v33.00.300(外部リンク)
 <表示全般>
・GPS信号の受信環境が悪い場合でも、正しい時刻を表示するようにしました。
・描画性能を向上しました。
・情報処理動作の安定性を向上しました。
・iPhoneまたはiPodがUSB経由で接続した場合、アルバムアートが表示される。
<ナビゲーション>
・自車位置の測定にかかる時間を短縮しました。
・「時間優先」設定でルート案内中、直進すべき立体交差を正しく案内するようにしました。
・ナビゲーションが起動しない現象を改善しました。
・オートライト使用時のライト点灯/消灯に、昼画面/夜画面が適切に自動切替するようにしました。
・地図の縮尺について、エンジンスイッチを『ON』した時に、前回エンジンスイッチを『OFF』した時の縮尺で表示するようにしました。
・VICSを受信可能な放送局に設定してるのに、VICS情報が受信できない現象を改善しました。
v33.00.500
詳細不明
v33.00.700

 ・パフォーマンス改善(描画性能を向上、情報処理動作の安定性など)
 ・GPS信号の受信環境が悪い場合でも、正しい時刻を表示。
 ・自車位置の測定にかかる時間を短縮。
 ・「時間優先」でルート案内中、直進すべき立体交差を正しく案内するよう修正。
 ・ナビゲーションが起動しない現象を改善。
 ・オートライト使用時の点灯/消灯に、昼/夜画面が適切に自動切替するように改善。
 ・地図の縮尺について、エンジンスイッチを『ON』した時に、前回エンジンスイッチを『OFF』した  時の縮尺で表示。
 ・VICSを受信可能な放送局に設定してるのに、VICS情報が受信できない現象を改善。
v51.00.300
v51.00.400
v51.00.501
 ・アテンザ、CX-5用マツダコネクトナビplusバージョン
 ・ナビアプリがNNG(ハンガリー製)→ミックウェア(国産)へ変更
v55.00.650JP M(外部リンク)
 ・アクセラ、デミオ、ロードスター用マツダコネクトナビplusバージョン
・ナビアプリがNNG(ハンガリー製)→ミックウェア(国産)へ変更
マツダコネクト_サービスキャンペーン
v56.00.220JP M(外部リンク)
 ・全車共通バージョン
 ・動作安定の修正(地図が表示されない等)
 ・USB接続機器の動作安定性の改善(ipod関係)
 ・ナビのルート検索精度の向上
 ・DSRCの情報の精度
v56.00.401JP M(外部リンク)
 ・ナビの自車位置の精度。
 ・GPSの受信精度
 ・ナビの案内の正確さ
 ・ナビの使いやすさ
 ・動作安定の修正
 ・接続機器の動作安定
 ・燃費モニタの使いやすさ
v56.00.402JP M
v56.00,401JP Mのバグ修正
・CX-5のサイドカメラボタン位置がセンターに出てしまう現象を修正。
v56.00.403JP M
v56.00,402JP Mのバグ修正
・CX-5のサイドカメラボタン位置をさらに修正。
v56.00.404JP M
・v56.00.403JP Mのバグ修正?(詳細不明)
v59.00.326JP M
 2016マイナーチェンジアクセラから搭載。
・CMUの作業安定性
・USBの接続、動作の安定性
・Bluetooth機器との接続、動作安定性
・高速道路走行中、高速略図が進行方向の反対になる現象を修正。
・住所表示の「丁目」という文字が「sk」等正しく表示されない。
・高速道路をルート案内時に略図が表示されない。
・目的地検索の名称入力で「ヴ」が入力できない。
・「~」が「□」に「'」が「"」に文字化けする。
・ITSスポット情報が表示しないことがある。
・ナビの施設表示の中の「コンビニ」を表示させると、すべて「IC」になる。
・ナビが起動しない現象を修正。
・エコアドバイスを停止できる機能追加。
・経緯度での検索ができないのを修正。
・お気に入り登録件数を50件から1,000件に変更。
 ・表示言語を変更 (英語、中国語、韓国語)
 ・太字フォントへ変更
 ・ワイドFM対応(改良型マツコネのみ対応可)
ラジオ周波数

 ・ラジオ局名の表示
ラジオその2

  ・ナビのルート選択(推奨、一般など)デフォルト設定が可能に
ルート設定デフォ
※取扱説明書の画像は2016改良アクセラより抜粋。
v59.00.330JP M
v59.00.326JP Mのバグ修正。(詳細不明)
v59.00.331JP M
・2016年年次改良アテンザから搭載
・v59.00.330のバグ修正?(詳細不明)
v59.00.332JP M
・v59.00.331のバグ修正?(詳細不明)
v59.00.341JP M
・v59.00.332のバグ修正?(詳細不明)
v59.00.445JP M(外部リンク)
※ウォーニング画面にSCBSのエラー誤表示のバグがあるので注意。
全車共通バージョン(v56の旧マツコネも含む)
・時計のバグ修正(00:00になる現象)
・起動時の英語表記を修正
・TV画面が表示されず、音声が出ないのを修正。
・CDがグレーアウトするのを修正。
・CDを開いていると勝手に他のソースに切り替わるのを修正。
・走行軌跡が表示されないことがあるのを修正。
・地図のレイアウトを変更。(細い道などをグレー表示。)
縮尺400mで表示されない一般道が、200m以下の縮尺で同じ太さで表示される。
・車両装備設定メニューにおける「スピードアラーム」の誤表示
・CMUの作業安定性
・USBの接続、動作の安定性
・Bluetooth機器との接続、動作安定性
・通過したICがまた表示されることがあるのを修正。
・v56からアプデした場合は、v59.00.330の内容が追加(ワイドFMを除く)
v59.00.448JP M
※引き続き、一部車種でウォーニング画面にエラー誤表示のバグがあるので注意。
v59.00.445のバグ修正
・SCBS等の誤表示エラーを修正。
v59.00.502JP M(外部リンク)
・予期せぬ再起動の低減。
・Rレンジに入れた後、画面が真っ黒になり何も表示されなくなるのを修正。
・ハートフル音声が1日に数回流れるのを修正。
・ナビの地図画面のみが黒画になる。
・操作レスポンスの向上。
・Bluetoothの接続に時間がかかるのを改善。
・Bluetooth接続機器の電池残量の制度が悪いのを修正。
・USBオーディオで曲数が多い場合、リスト表示に時間がかかるのを修正。
・USBオーディオで曲数が多い場合、曲選択操作に対する反応が遅いのを改善。
・USBオーディオでiPodを認識しないのを修正。
・USBメモリーを接続したときに表示をデバイス名からボリュームラベルへ変更。
・iPhoneをBluetoothとUSBの両方で接続した時の動作安定性向上。
・iPhoneをBluetooth接続した時にフレンドリー名が表示できるようになった。
・プレイリスト内のフォルダーが表示されない問題を修正。
・自車位置を特定するための車両センサ信号との通信性を向上。(ナビの起動時間の短縮(10秒程度))
・「免責事項」→「製品の著作権について」へ記載名称を修正
・LDWSウォーニングが誤作動する不具合を修正。
・IG-OFFでミュートが保持されない不具合を修正。
・「々」を文字変換できない不具合を修正。(例:代々木など)
・「なごや」を「名古屋」に文字変換する時にカーソルが先端位置に固定され正しく文字入力できない不具合を修正。
・平均燃費トリップA連動が使用できない(グレーアウトする)問題がKF型CX-5で発生している模様。
・USBオーディオでの表示バグも発生している模様。
v59.00.504JP M
v59.00.502JP Mのバグ修正?
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.518JP M
CX-8プロトタイプに搭載。
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.520JP M
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.521JP M
CX-8プロトタイプに搭載。
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.522JP M
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.531JP M
・ipod nano第5世代に対応。
・街道名だけでなく路線名称もステータスバーに表示。
・ルート学習において、学習頻度を増加させる仕様に変更。
・細街路に目的地がある場合、一般的に考えられる自然なルートが設定。
v59.00.532JP M
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.540JP M
v59.00.53Xと機能面が同じ。
全車種共通バージョン
・その他微修正
v59.00.543JP M
詳細は公式の発表待ち。
v59.00.545JP M
詳細は公式の発表待ち。
v70.00.110JP M
・音量ノブを押すことで消音になると同時に一時停止する仕様に変更。
Bluetoothオーディオ再生について
・一部スマートフォンで表示できなかった楽曲情報が表示される。
・アルバムアートが表示されるようになりました。
・燃費モニターで表示選択可能な画面について、エンジン停止から再始動時に停止時に表示されていた画面が保持されるようになりました。
・マツダコネクトの動作安定性を改善
Apple CarPlay / AndroidAutoに正式対応。(要:別途追加キット)
v70.00.335JP M
・Apple CarPlayのシンボルマークを変更。
・ステータスバー中央に表示されていた白い模様を削除
・燃費モニタのフォントや表示位置を変更
・Bluetooth機器との接続・動作の安定性を向上
・USBオーディオの動作安定性を向上
・ルート案内などの動作の信頼性を向上
v70.00.351JP M
・一定の条件下において、自社位置の動きが不安定になる現象を改善

5.マツダコネクトのナビゲーションアプリ

5-1 概要

マツダコネクトには、2種類のナビアプリが存在します。

マツダコネクトナビ(開発:NNG)【注意:2015年サービス終了
マツダコネクトナビPLUS(開発:micware(ミックウェア))

2013年に登場した「マツダコネクトナビ」が不評ということもあり、2015年にマツダは国内企業であるmicware(ミックウェア)と共同で国内専用ナビアプリ「マツダコネクトナビPLUS」を開発。
2015年改良アテンザやCX-5と新発売のCX-3に初搭載され、後に既存するマツダコネクト搭載車両へサービスキャンペーンを実施し、マツダコネクト搭載車全てに提供した。
※NNG製ナビからMicware製ナビに無償で交換対応を行っていますので、まだの方はお早めに。
※NNG→Micwareへの切り替えは、ソフトウェアアップデートが必要です。

参考資料:NNGナビ画面
地図画面
マツダコネクト_ナビ設定アイコン
料金所の表示
gg
トンネルビュー表示
キャプチャ
005

5-2 地図データの更新について

Micwareの地図更新は年1回で3年間更新可能。(3年以降は有償予定)
※3年間とは、3年連続3回ということです。
詳細はマツダQ&A:
【マツダコネクトナビPLUS】購入したSDカードについて、①何年版の地図データが収録されていますか?②3年間の無料地図更新は、いつの時点から始まるのですか?(外部リンク)
ナビの地図更新は、マツダコネクト公式サイトから専用ツールをPCにダウンロードして行えます。
マツダコネクトサポート(外部リンク)

SDカード部品番号と収録地図年数
■部品番号:G46Y 79 EZ1 / G46Y 79 EZ1A
 2014年秋版が収録されています。
■部品番号:G46Y 79 EZ1B
 2015年秋版が収録されています。
■部品番号:G46Y 79 EZ1C
 2016年秋版が収録されています。
■部品番号:G46Y 79 EZ1D
   2017年秋版が収録されています。
■部品番号:G46Y 79 EZ1E
   2018年秋版が収録されています。

☆更新日
《2018年度》
12月18日(火)に配信される模様。
【マツダコネクト】ナビPLUSの2018年度更新配信日は「12月18日」を予定: K-BLOG

正式発表されました。
配信日:2018年12月18日(火)
詳細は以下の通り。
PLUS1
また、同時に2014年ナビ用SDカードの無料更新期間が終了します。
PLUS
SDカード(部品番号:G46Y 79 EZ1 またはG46Y 79 EZ1A)をお持ちの方は、2018年12月17日(月)までに更新を済ませておきましょう。

☆地図データ有償更新について
有償更新の方法は「新たにSDカードを購入する」です。
新品同様、3年3回の更新付。
詳細はこちら
【マツダコネクト】ナビPLUSの地図データ有償更新は『SDカード買換えで12/4から注文可能』 : K-BLOG
もしくは、「無償更新なしSDカード(2018年度地図データ)を購入する」になります。
【マツダコネクト】地図データ2018秋版変更内容が公開&有償更新SDカードについて: K-BLOG
【マツダコネクト】ナビPLUS2018年秋版地図データSDカード(無償更新なし版)が発売 : K-BLOG


《2017年度》
2017年度の更新開始日は「12月12日(火)」でした。
キャプチャ
2017年秋版の詳細についてはこちら→
【マツダコネクト】ナビplus地図データ2017秋版が配信されました。

《2016年度》

2016年度の更新開始日は「12月13日(火)」でした。
【2016/12/12更新】2016年秋版が配信されました。
tizu

2016年秋版の詳細とレビューはこちらの記事へ↓
マツダコネクトナビの2016年秋版地図更新してみた

5-3 マツダ純正ナビ比較

比較対象は「マツダコネクトナビPLUS」、「マツダコネクトナビ」「マツダスマートナビゲーション」です。
※「マツダスマートナビゲーション」はマツダコネクトレス車専用装備です。
スマートナビについてはmazda デミオXD レビューに記載してあります。ナビ比較

5-4 マツダコネクトナビplusのハートフル音声とエコアドバイス

マツダコネクトナビplusには、「ハートフル音声」「エコアドバイス」という機能があります。
詳細はこちら
【マツダコネクト】ハートフル音声とエコアドバイス一覧

6.海外のマツダコネクトについて

6-1 海外のマツダコネクトの最新バージョン

(2019/07/14現在)
NA
最新バージョン:70.00.335 NA
対応国:アメリカ、カナダ、メキシコ

EU
最新バージョン:70.00.335 EU
対応国:イギリス、ロシア、ドイツ、フランス、イタリア、ギリシャ、ポーランド、ポルトガル、スペイン

ADR
最新バージョン:70.00.335 4A
対応国:オーストラリア、ニュージーランド、中南米、南アフリカ、タイ、フィリピン、台湾、ベトナム、オセアニア

参考:MAZDA3REVOLUTION(外部リンク:海外サイト)

6-2 各国マツダコネクトバージョン表(試作)

list

※はアバルト124スパイダーに搭載されている限定バージョンです。
海外のサイトを参考に表を作成してみました。
注意:ネット上で調べた結果なので、細かいバージョンが他にも存在するかもしれません。
また、ver.2Xについては情報が少ないため、正確性に欠けています。
v70.00.xxxからは、Apple CarPlay / AndroidAuto対応バージョンです。
v70.00.100は全車共通バージョン。(Apple CarPlay / AndroidAuto対応するためには、USB-HUBユニット等ハード交換が必要になります)

6-3 フィアット/アバルト コネクト7.0について

home-banner-abarth
↓海外フィアットコネクト公式ホームページです。
http://fiat-en-us.fiatconnect.com/home(外部リンク)
↓国内アバルト(フィアット)コネクト公式ホームページです。
http://abarth-jp-jp.fiatconnect.com/home(外部リンク)
海外のフィアット124スパイダーと国内のアバルト124スパイダーに搭載されているマツダコネクトをベースにした車載システムです。

フィアット124スパイダー:
fiat connect3.0(マツダコネクトレス車搭載のオーディオ)
fiat connect7.0(マツダコネクトと同等)
キャプチャ
※fiat connect3.0参考画像。

アバルト124スパイダー:
アバルトコネクト7.0(マツダコネクトと同等)

初期バージョンは56.00.521。
i-DMなどのマツダ特有装備は省かれています。
ちなみにマツダのマツダコネクト公式ページ(外部リンク)と作りが似ていたり、フォントが同じだったりします。
運営はマツダがやっているのでしょう。
また、国内アバルトでは地図データはマツダコネクト同様にMicwareを使用してるようです。
地図データ更新に関しては、『更新は3年間無料(手数料のみ有料)でお近くのディーラーへお問合わせください』と表記されています。
マツダコネクトとは違って自宅で更新ができないようで、少々めんどくさいかもしれませんね。
海外のフィアット124スパイダー搭載のコネクトは海外マツコネと同じでNNGが使用されているため「Naviextras Toolbox」というツールを使用して地図データを更新するようです。
また、youtubeにて使用方法の動画が掲載されています。(現在削除されています。)
https://www.youtube.com/watch?v=KdwTTfcpQVs(外部リンク)
一応、OSの更新をしていくみたいなので、今後v59になると予想されます。
(現在の最新バージョンは59.00.524(北米)だそうです。)

6-4 中国版マツダコネクトについて

キャプチャ
中国版マツダコネクトの製造元:Desai Siwei

中国版マツダコネクトのバージョン情報の画像です。
版本信息というのが、本体のバージョンです。
中国版マツダコネクトについての詳細はこちら
【マツダコネクト】中国版マツダコネクトって何ができるの?
現在、アクセラを除く「新型CX-5」「CX-4」「CX-3」「MAZDA6(アテンザ)」「ロードスターRF」は「Apple CarPlay」に対応しています。(AndroidAutoは非対応)
【関連記事】
【マツダコネクト】中国版マツダコネクトのcarplay新情報?
【マツダコネクト】中国マツダのロードスターRFとCX-3にApple CarPlayを搭載

中国版マツダコネクトのCMUは中国外に装着することはできません。
ただし、中国外のCMUを中国内のマツダ車に装着することは可能のようです。
情報元:2004 to 2016 Mazda 3 Forum and Mazdaspeed 3 Forums - View Single Post - CARPLAY diagram installation(海外外部リンク)

おまけ:
マツダコネクトを開発する方々
マツダ株式会社|中途採用者の声(外部リンク)

最後に:

マツダコネクトの更新はディーラーなどからの連絡等も特別な事がない限りありません。
マツダ公式ホームページでの告知は一応ありますが、情報発信はかなり遅いです。
もし、いち早く更新を希望するのであれば、担当営業さんに連絡をくれるようお願いしましょう。

※記事の内容には間違いがある場合があります。ご了承下さい。

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